デジタルと地方創生が2021年のキーワード

新総理の菅義偉(よしひで)さんは野心家。

Wikiを見てみると
出身地が秋田県雄勝郡秋ノ宮村(現・湯沢市秋ノ宮)

父は秋ノ宮いちごをブランド化させた人。
(ちなみに湯沢市はブランド米あきたこまちの産地)

母方は学校教員が多い。
2人の姉も高校の教員。

農家の跡も継がず
地方公務員である教員にもなりたくないとして、
高校卒業と同時に夢を持って東京へと上京する。
段ボール工場でアルバイトしたり
実家に戻って受験勉強したりと、
法政大学法学部へ入学するまでの2年間は
詳細がよく分かっていません。

1973年卒業後は㈱ケーネスという
電気通信設備の会社に入社する。

いつ政治家を志したのか分かりませんが、
1975年に法制大学の就職課に
政治家になりたいという希望を出し、
衆議院議員の秘書の職を得て
そこでコツコツと力を付ける。

1987年に神奈川県横浜市会議員に当選。
(なぜ神奈川なのかは分かりません)
1996年に神奈川2区にて衆議院議員に当選。

菅総理の経歴を見ると
農家や教職員に恨みはないが、
日本という大きな舞台で活躍したいという野心が伺える。

※2世でも3世でなく
親のコネもなく総理大臣になった人は
菅さんと田中角栄の2人のみ。
どちらも地方出身の叩き上げの人。

菅下清廣さんの本によると
2020年~2021年の相場は
地方創生デジタル革命だと言う。


(引用文献:2020年12月15日発売)

【菅政権の掲げる主な政策】

・国際金融都市
・デジタル庁創設とデジタル構造改革
・規制改革
・農産品の輸出促進
・観光業界支援

菅下さんによると
ふるさと納税を実現したのは菅さんの功績が大きいと。
GoToキャンペーンを推進させたい気持ちも
地方を元気にしたいという表れ。
それもあって2021年東京オリンピックは
是が非でも開催したいと見ている。
無観客のオンライン中継など
いろいろと検討していると思われます。

地方も元気になるオリンピック銘柄は買い。

田中角栄は日本列島改造を政策にしたが、
菅さんは地方との情報格差を埋める
オンライン教育の普及を推し進めるのではないかと
私は睨んでいる。
そのためにはスマホ料金の値下げと
5Gの普及が要となる。

●菅下さんのデジタル関連推奨銘柄
(コード順)

【すでに高値圏にある銘柄】

1:オークファン(3674)
2:GMOペイメント(3769)
3:Jストリーム(4308)
4:HENNGE(4475)
5:BASE(4477)
6:freee(4478)
7:JMDC(4483)
8:AI inside(4488)

【底値圏か上昇初動】

1:デジタルホールディングス(2389)
2:ブロードバンドタワー(3776)
3:PR TIMES(3922)
4:インターファクトリー(4057)
5:インフォネット(4444)
6:ビザスク(4490)
7:サイバーセキュリティクラウド(4493)
8:ベクトル(6058)

ブロードバンドタワーがいいかなと思って調べたら
貸借倍率892倍とあった。
信用買いが多いということ。
これは手出し無用。

私にはどの銘柄が上がるのか
断言することはできませんが、

『国策に売りなし』

とだけは言っておきたい。

ちなみに【バイデン政権の掲げる主な政策】

・所得格差の是正(企業・富裕層への増税)
・巨大IT企業(GAFAM)への規制強化
・株、不動産への課税強化
・社会保障費の積み増し(10年で10兆ドル)
・再生エネルギーへの投資(4年で2兆ドル)
・温暖化対策のパリ協定への復帰
・コロナ対策に2~3兆円の追加予算
・マスク義務化などのコロナ対策の厳格化

まとめると
アメリカ国民の底上げと環境保全対策になる。

菅さんもアメリカの政策に倣い、
環境対策に公的資金を投入するでしょう。
現に2兆円のグリーン基金を創設すると発表した。

「デジタルとグリーンにおける地方活性化」

これが2021年の相場のキーワードになります。