ライブドアショックやリーマンショックを経験している内田博史トレーダーの言葉の重み。

2020年2月28日16時頃
このブログを書いている内田博史さんから
以下のような内容の号外メールが来た。

トレード日記 ブログ更新簿 内田博史のろくでなし日記
トレード日記 ブログ更新簿 | 内田博史のろくでなし日記

(管理人が少し要約しています)

何とかショックと言うのは
あくまでも市場だけで起きる事。

しかし今回のコロナは市場だけでなく
社会全体を不安にしているので、
何とかショックとは少し違う。

これと似たケースがリーマンショック。
この時はリバウンド狙いで買ったがリバせず、
もう一段下げてさらに酷い事になった。

追証が払えなくなる者
行方不明になる者
電車に飛び込む者

などが続出した。

警告しておきたいが
今回の下げで、リバ狙いで買い向かう場合の注意。

【株】
現物枠の1/5から最大でも1/3まで。
さらなる下げでも耐えられるような資金配分で買う事。
シグナルを過信しない事。

【為替】
ナンピン取引をしない事。
ポジションはいつもの1/5にする事。

もし既に含み損がひどい場合は、
今すぐ切れ。
どうしても切れないと言うヤツは
半分でいいから切れ。

相場はなくならない。
タネさえ残っていれば復活できる。
ここまで飛ばしたら強制決済も同じだと意地をはるな。

含み損抱えて葛藤しているだろうが、
今からでも遅くない。
少しでも被害を小さくして資金を回収するんだ。
嵐が収まった時に、それが復活のタネになる。

(ここまで)

私の場合はこの時売り方だったので
被害はゼロでした。
その後に続く暴落で
「さすがにもう底近辺で、リバするだろう」
という憶測で買い方にドテンしたが
更なる下げで損切りした。

私自身は2000年から株をやっているが、
長期投資であったし
中国株をしていたので、
ライブドアショックを経験していない。
だが3.11の津波での暴落を経験している。
あの時は頭が真っ暗になりました。
追証がどんなものかも分かっていなかった。
結局大底で損切りして退場しました。

こうした何とかショックや災害で
相場の暴落を何度か経験してくると、
損切りと余力を常に残しておく資金管理が
どれほど大事かが分かってくる。

YouTubeなどに出ている
にわか成金トレーダーは偶然儲かった人が多いのかな。

「まずは生き残れ」

という相場の至言を体現している内田さんの話と
ラッキー億トレーダーとで、
どちらの話に説得力があるか
今回のコロナ騒ぎで理解できたことと思う。

コロナでコロっといなくなった人
大量に出たぞ。
でもまた戻ってこいよ!