小型成長株の8つの条件

遠藤洋さんが1年以内に3倍以上になる
成長株には共通点があると言う。

①上場してまだ5年以内の若い会社
②時価総額が小さい(300億円以下)
③創業社長が現役
④社長や幹部が大株主
⑤高学歴の新卒社員がいる
⑥社員の平均年齢が若い
⑦みんなが欲しいと思う商品を提供している
⑧株価チャートが上昇トレンド

①上場して資金調達し、その資金で事業を拡大する。
上場10年以上の会社より伸びしろがデカい。

ただし例外として
ミクシィのようにゲーム会社に変わった場合
それは第2の創業として若いと言える。

②時価総額とは、その会社を丸ごと買える値段のこと。

単純には言えないが、
株価が3倍になるというのは
時価総額が3倍になるということです。

時価総額100億円が300億円になるのと
1000億円が3000億円になるのとでは
(差額200億円か2000億円か)
どちらが容易く達成できそうか?

③リスクを背負って起業し
上場までこぎつける創業社長の努力と根性は
サラリーマン社長とは格段に違う。
1年で株価を3倍にするには
カリスマ性とスピード感が要求される。
それは創業者にしかない芸当です。

ただし上場時に自分の株を売却する
「上場ゴール」する経営者には注意すること。
ホームページやSNSでチェックは必須です。

④株主は株価上昇=ニッコリです。
大株主がその会社の社長や幹部で占められているならば
絶対に投資家にとって不利になることはしない。

広報部長が株主ならIRは積極的ですし、
人事部長なら人材採用には優秀な人を取る。

逆にサラリーマン社長や幹部は
退職金や給与アップしか収入を増やせないため
保身に入ったり、隠ぺい工作に走りやすい。

⑤超優良企業や外資系を蹴ってまで
小さなベンチャー企業に就職してしまう
高学歴な新卒がいるというのは
将来有望で魅力があるから。

⑥若い人の方が世の中のトレンドや変化に敏感。
社長も若い人がいい。
変な上下関係や派閥争いがなくて
生き生きとして働けるから。

⑦これが一番大事な条件です。
株は美人コンテストだから
自分の欲しいものではなくて
多くの人が欲しがるものを
(実際に)提供していること。

提供されるかもしれないという期待では
その後株価が急落することもあるので注意。

ゲーム未完成
新薬の開発
大企業との提携
海外進出
など

⑧横這い低迷中に買っても待たされるだけ。
出来高を伴って上昇したのを確認してから
買っても遅くない。

「出来高=注目度」

日頃から監視銘柄としてチェックしておくこと。

以上8点をまとめて要約すると
その会社を徹底的に調べて
自分で説明できるくらいまで理解することです。

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